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もう後がない、アラフォー男の最後の悪あがき

【後半】ビジネスマナー講習などには行くな!普段の「気づき」から改善する「礼儀」のあり方

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皆様、しっかりと休憩は取れたでしょうか。

後半戦に入ります。

 

前半戦をごらんになっていない方は、

 

araforxyz.hateblo.jp

 こちらからご覧ください。

 

では参りましょう。

 

 

 

【礼儀の種類 後半戦】

前回の記事では、マナーとはなんぞや?というところから、礼儀の種類に発展し、挨拶の項目について言及しました。

今回は、礼儀の種類のうち、言葉遣い・態度・順序・身だしなみの項目のお話をしていきましょう。

・言葉遣い

言葉づかいも、もちろん重要です。

親しみを込めて、タメ口の人もいますが、それで気さくに付き合える人はいいですが、全員がそうではないということをしっかりと理解する必要があります。

敬語などの話をしてしまうと、それだけでふた記事くらいかけてしまいそうなので、今回はビジネスシーンで使ってはいけない言葉をお伝えしたいと思います。

これから挙げる言葉は、上司先輩はもちろん営業の際のお客様にも言わないほうがいいでしょう。

・えっ!? ・はっ!?

・なんでですか? ・なぜ? ・なるほどー ・あっはい ・ですね〜

・とりあえず ・だいたい ・たしかに ・なんか〜 ・ふつうに

ここらへんでしょうか。

 

相槌ひとつでも、相手に不快感を与えてしまう可能性があります。

それ以上に心のこもっていない「なるほどー」ほど、不快感を与えるものはないと思っています。

言っちゃいますけどね。「なるほど」って。

それと同列で心のこもっていない「たしかに」も不快感を与えます。

どちらも「ちゃんと聞いてるのかしら」と思わせる相槌です。

 

ファミコン言葉に注意

 こちらもここ数年、さかんに言われているものです。

ファミコン言葉と言われるものですが、ファミリーコンピュータのことではありません。

学生のアルバイトが主流になり、若者が接客を行うようになり、下記のような誤った敬語が広がっていきました。

・〜になります。

・〜になっております。

お会計に際に使われることが多いですが、言葉としてやはりおかしいですね。

飲食店で配膳の際に使われることもありますが、豆腐を持ってきて「豆腐になります。」はやはりおかしいですね。

大豆を持ってきて「豆腐になります」であれば、「ではでは、豆腐になる様を見てみようか」ともなるかもしれませんが。

 

・〜でよろしかったでしょうか?

確認してもらっているのに、過去形になるのはおかしいですね。

「〜でよろしいでしょうか」「〜でお間違えないでしょうか」などと、確認を促すのが正しい使い方です。

 

・〜の方

これも、選択肢があっていずれかの確認であればいいかもしれませんが、他に選択肢がないのに使われることがあります。

このようなファミコン言葉は、不快感を与えたり怒らせたりというところまでは行かないと思います。

むしろ、使われることが多くて、徐々に自然にさえなってきているくらいですが、まだまだ「ん?」と思われることが多いです。

注意するに越したことはないですね。

・態度

人と接する際の態度も重要です。

態度は姿勢に出ます。また、姿勢を正すと態度も良くなります。

重要な場面では、背筋を意識して、いい姿勢を保つ様にしましょう。

また、態度には以下の要素も含まれます。

 

・目線

目線はできるだけ相手の方を見て、口元にできるだけ置くようにします。

会話の中で、ポイントポイントで目を合わせる様にすると、好印象を持ってもらいやすくなります。

 

・声

声もかなり重要な要素です。

極端に低すぎる声は、相手にいい印象を与えにくいと言われています。

もちろん個人差があり、無理に裏声で話す必要まではないですが、普通に話す声より気持ち高い声を出すようにイメージすると、喋り方もハキハキし気持ちの良い発生になります。

 

・表情

これは説明不要な項目かもしれません。

基本的に笑顔でいることが大切です。

しかし、ヘラヘラしていればいいというわけではありません。

謝罪の場面では、しっかりと眉尻を下げて謝罪の表情を作らなければなりません。

その場に合った表情を、しっかりとコントロールして作れるようになりましょう。

 

・順序

順序は重要視される場面は少ないですが、知っているのと知らないのとでは大きな違いが出てきます。

いわゆる、席次と言われるものも、これに含まれます。

上座や下座といったものですが、飲み会などの席では、主賓を中央においたりと臨機応変にする必要があります。

あまり囚われすぎると、逆に痛い目に会います。

 

メールの際の宛名でも、役職順に書いたりプロジェクトの実権を握っている人を先頭に置くことで、「おっ、こいつわかってんじゃん」くらいには思われるかもしれません。

最後に、世界基準で「右上位」という考え方があります。

これは、自分よりも身分が上の人間を右に置くことで敬意を示す考え方です。

商談の場で、名刺交換を行いテーブルの上に相手の名刺をおいておくときは自分から見て右手に置くようにしましょう。

・身だしなみ

身だしなみは、主に第一印象を決定づけるものと言われています。

もちろん、何度も会っている人の前では身だしなみを気にしなくていいわけではないのですが、第一印象はほぼ、この身だしなみで決まるとおもって間違いないでしょう。

 

というのも、第一印象は平均6〜7秒で決まると言われています。

早くて0,5秒。遅くても30秒で、人は相手への印象を決めてしまうそうなのです。

そして、その短い時間のなかで視覚から入る情報が約55%と大きなウエイトを締めています。

聴覚からの情報が38%、言葉による情報が7%と言われています。

メラビアンの法則と言われているものですが、身だしなみがどれだけ重要かわかりますね。

【礼儀の始まりは、相手を認めることから】

礼儀を欠くと、相手に不快な思いをさせます。

なぜ不快になるのでしょう。

朝会った時に、挨拶をしなかったら、返さなかったら。

何を話しても「なるほど」と心無い返事しか返さなかったら。

態度が悪かったら。

人が不快になるとき、それは「自分を蔑ろにされた時」です。

列を横入りされ順番を抜かされたときに、自分の存在を無視されたと感じ、腹をたてるのです。

コミュニケーションの始まりは、「相手を認め、受け入れる」ということから始まります。

 

相手を認めないと、自分のことも認めてもらえませんからね!

 

【まとめ】

さわりの部分でしたが、ビジネスマナーの基礎、伝わったでしょうか。

いろいろこねくり回して、マナーを複雑なものにしようとしていますが、本当はとてもシンプルで、わかりやすく、だれでも心がけ一つでビジネスマナーを身につけることができます。

これは、一度ビジネスマナー講座に行ったからといって見につくものではありません。

日々の生活のなかで、繰り返し見返して、心がけて行く必要があります。

無駄なマナー講座などには行かず、ちょっといた意識改革を行うほうがよっぽどためになるのです。

 

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